2012.01.06 Death Valley N.P.

2012.01.06 Death Valley N.P.

ラスベガスから西へ、デスバレー国立公園へ向けて160号線に乗る。

デスバレー国立公園の存在を知ったのはけっこう昔で、モヘンジョ・ダロ(死の丘)、死海と続けてうろついた時期にネットで知り、デス系3大名所と勝手にグルーピングしていた。あの頃は本当にデスバレーに来るとは思わなかったが、何が起こるかわからないものだ。とはいえ、ラスベガスから意外に近いということに気づかなかったら、見逃していた可能性が高い。

そんな個人的な思い入れのあるデスバレー は、死海ほどではないがやはり海抜が低い。ユーラシア大陸でもアメリカ大陸でも、海抜が低い土地2つに「死」の名前が冠されているのは興味深い。由来に共通項はないようだが…

ラスベガスから160号線を進むとパーランプという街に至る。その先はカリフォルニア州に入り、ショーションという街を通り過ぎた辺りで、デスバレー・ジャンクションに到着する。そこから西に入ると、じきにデスバレー国立公園のサインが現れる。

なんとなく死の谷という名前から、ペトラやアンテロープキャニオンのように薄暗くてジメジメした禍々しい狭谷をイメージしていたが、そんなものがこの辺りにあるわけがなく、まったく正反対の開放的な土地。つまり荒野。

人口密度が希薄すぎて不安になる。