2012年初頭に嫁と(正確には出発時にはまだ嫁でなかった)出かけたアメリカ合衆国ラスベガス周辺旅行で、ネバダ、アリゾナ、ユタ州とぐるりと巡った中で一番気に入っている写真。
ザイオン国立公園からラスベガスへの帰路で、ドライブインも何もない場所であるが、ふと気になって停車したのを覚えている。撮ったときはあまり気に留めなかったが、後から見返すとこの時の旅の代表的な一枚であるなあ、と思うようになった。アメリカのスケール感、乾いた空気、懐の広さ…アメリカの手触りとでもいうような感覚を、僕が撮った中では最も表現している写真だと思う。
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