–ベルギー、ブリュッセル
マグリット博物館は、ルネ・マグリットが暮らしていた家──普通の住宅街の普通の家で、看板が出ていなければきっと分からない。(実は休館日である前日にも来て、この通りを2往復して結局見つけられなかった。)
マグリットの絵は、その多くを身近なものをモデルにして描いていたらしく、表の町並みや街灯、暖炉や窓枠、階段、果ては庭にある鳥かごまでが、作品の中のものと同じであるのはとても面白い。
おみやげに買った、青空が帽子とマントをかぶっているような絵(分かりづらいな)のポストカードを眺めながらワッフルを食べる。
ベルギーもやはりずいぶんと寒い。
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